敦賀真鯛
「魚の聖地」
福井の海は、400種類以上もの魚が生息する不思議な海です。その理由は、日本海の冷たい水に南から対馬暖流が流れ込み、暖かい水と冷たい水の2層に分かれているため、暖水魚と冷水魚の両方の魚がいるからです。さらにそこに目の前の山から栄養豊富な雨水が流れ込むため、福井の海は魚にとって天国のような場所。かつて地元の漁師からは「魚が獲れすぎて困っていた。」なんていう話も聞くほどです。
そんな魚の聖地で、近年天然真鯛よりも美味しい鯛の養殖に成功しました。それが敦賀真鯛。2年かけて福井の海をのびのびと運動し、カニの殻を混ぜた栄養満点の餌を食べて成長するこの鯛。その美しい体は「福井のルビー」とも言われ、身がしっかり締まってプリプリの食感です。この敦賀真鯛を、水分と旨みを逃さずにじっくりと塩焼きにしてから、100年続く老舗魚屋秘伝のだし汁で炊き上げました。釜めしの蓋を開けた途端に広がる芳醇な香りと奥深い味わいが存分に楽しめる「敦賀真鯛」。是非ともご賞味ください。
